APS入学手続(4)レッドリボン認証 (フィリピン)について
前回(APS入学手続(3)Authenticated Transcript of Records (TOR) について)に引き続き、今回はレッドリボン認証についてご紹介します。
レッドリボン認証
前回の記事でご紹介した通り、「Authenticated」は「レッドリボン(Red Ribbon)」と呼ばれる認証を受けることを意味しており、そのためには外務省及びフィリピン大使館に足を運ぶ必要があります。
レッドリボン認証を受けるには
在日本フィリピン大使館のHPでは、レッドリボン認証について下記のように説明されています。
日本国内で作成された書類の認証手続き
日本国内で作成されフィリピン国内の関係機関に提出し使用する書類は、日本の外務省の認証印を取得し、必ず当大使館領事部にて認証手続きを行う必要があります。
日本国政府関係機関から発行された書類
日本国政府関係機関から発行された書類は、日本の外務省証明班にて認証印を取得することができます。 取得後、当大使館にて認証手続きを行うことができます。
書類の例:審判書、犯罪経歴証明書、戸籍謄本等。
その他一般書類
日本政府から発行されていない私文書は、日本の公証役場にて書類を公証し、その後日本の外務省証明班にて認証印を取得する必要があります。
一般書類の例として、宣言書、宣誓供述書、委任状といったフィリピン国内で使用を目的とする書類が挙げられます。
日本の公証役場での手続きに関しては、お近くの公証役場、法務局にてお問い合わせください。また、日本の公的機関に関しての情報に関しては、お近くの市区町村役場にてご確認ください。
当大使館にての認証手続き:
外務省の認証印を取得後、当大使館にて認証手続きを行うことができます。申請は直接、窓口にて申請して頂くか、郵送での申請も可能です。
申請に関して:
- 原本とそのコピー1部(A4サイズ)が必要となります。
- 認証された書類を後日、窓口にて受け取られない場合、郵便局またはコンビニエンスストアで購入できる封筒「レターパック500」に送付先の住所を記載し、申請時に申請書類と併せてご提出ください。認証手続き後、封筒に原本を同封し発送いたします。
- 郵送にて申請される場合は、認証料を現金書留(当大使館領事部認証課宛)にてお支払いください。
今回APSで提出を求められている書類(卒業証明書&成績証明書)は、上記の内「日本国政府関係機関から発行された書類」とみなされ、公証役場を通さずにそのまま外務省に提出することが出来ます。
次回、引き続きレッドリボン認証の手順についてご紹介します。