全額支給奨学金 海外大学院留学プログラム Asian Peacebuilders Scholarship (APS)

元「国連平和大学 Asian Peacebuilders Schalrship (APS)」にいた学生のブログです。「日本一APSに詳しいブログ」を目指して、APS、海外大学院留学、フィリピン、コスタリカ生活など色々書き綴ってます。

【合格!】2019年春募集在外公館専門調査員

今回の記事は前回の国連JPO、JICAの企画調査員に続いて応募した、在外公館専門調査員についてです。結論から言いますと、無事に合格できました!

 

 2019年春募集在外公館専門調査員について

国連JPOやJICAの企画調査員と並んで、国際協力分野でのキャリアを目指す方によく知られているのが、在外公館専門調査員です。大使館をはじめ在外公館で働くものの、実際の選考は国際交流サービス協会という一般社団法人が行なっています。従って、海外の日本国大使館&総領事館あるいは政府代表部で勤務する際には協会の「嘱託職員」という形になります。

JICAの企画調査員と同じく春と秋の年2回の一括応募となっており、年によって若干か変動はあるものの、70近いポストがそれぞれ募集されます。

2019年春募集では全世界で71のポストが同時に募集され、各大使館等での業務内容、赴任時期、また必要とされる経験や能力などが事前にチェックできました。

なお応募にあたっては郵送での提出が原則となっていますが、海外在住などの場合はメールでの提出も可となっています。

今回の専門調査員募集では、提出書類が例年とは異なり第一段階(応募者全員)第二段階(一次試験合格者のみ)に分かれていました。第一段階では下記5つの書類の提出が求められました。

・確認票
・エントリーシート
・ハガキ
・個人情報利用目的通知書兼同意書
・宛名(封筒に貼付)

*この情報は2019年春募集時点のものです。変更されている場合がありますので予めご了承ください。

 

1)確認票

国際交流サービス協会のウェブサイトからダウンロードでき(エクセルデータ)、顔写真を添付し、また希望公館等を明記します。

2)エントリーシート

上記確認票の別シートとなっており、修士号の有無や生年月日、連絡先等を明記します。

3)ハガキ

後日受験票となるハガキです。海外在住でメール応募の際は一次試験の時に立て替えることができます。

4)個人情報利用目的通知書兼同意書

こちらも国際交流サービス協会のウェブサイトからダウンロードできます。印刷して署名する必要があります(メール送付の場合は署名後PDFにスキャン)。

5)宛名(封筒に貼付)

こちらは郵送の際に、必要事項を記入した宛名を応募の封筒に貼付します。メール応募の際は必要ありません。

このように、今回から一次試験用の書類準備は非常に簡単なものになっています。

 

6)結果

結果については、タイトル通り無事に一次試験の語学&論述(日本語)試験、そして二次試験の面接試験(外国語&日本語)を突破でき、また第一希望の公館に赴任予定となりました!これまで、国連JPO、JICAの企画調査員に連続で不合格でしたので喜びもひとしおでした。(そして偶然にも100記事目で就職の記事を書くことができました。)

専門調査員の存在を知ったのは協力隊として派遣されていた時で、おおよそ2年毎に同じポストが募集されると聞いていたので、「もしAPSに合格できたら次はこのポスト(公館)に募集しよう!」と2年前から決めていました。第一希望は難しいだろうなと思っていましたが、2年越しの目標が達成できました。

また次の記事でも触れますが、専門調査員の試験は一次、二次共に日本で行われます(オンラインは認められていません)。本来であればフィリピンに帰ってから受験…と思っていたのですが、今年は例年よりも試験日が早かったため、今回は試験のためにコスタリカから日本に一時帰国しました(幸運にもたまたま取っていた授業がリサーチブレーク中だったので単位を落とすことなく受験できましたが、渡航の準備や授業の課題等でかなりドタバタしました)。

JPOや企画調査員同様、専門調査員にもAPSの卒業生の方がいらっしゃいます(まだお会いしたことはありませんが)まだ数は少ないかもしれませんが、国際協力の現場でAPS卒業生の方々が活躍されているのは間違いないようです。

 

次回は専門調査員の一次試験について書きます。