全額支給奨学金 海外大学院留学プログラム Asian Peacebuilders Scholarship (APS)

元「国連平和大学 Asian Peacebuilders Schalrship (APS)」にいた学生のブログです。「日本一APSに詳しいブログ」を目指して、APS、海外大学院留学、フィリピン、コスタリカ生活など色々書き綴ってます。

APS Intermediate English Training@アテネオ大学 in フィリピン(11)Module 2の概要

今回はIntermediateコースの内、Module 1に続くModule2についてです。

Intermediate English Training-Module 2について

APSの英語訓練コースの内、Intermediate、つまり中級英語コースはModule1とModule2の2つに分かれています。

Module2を一月経験してみた感想としては、時間的にも内容的にも、Module2の方がかなりボリュームがあるようです。時間的には、Module1では授業中に課題が出されていたのに対し、Module2では授業時間以外にも課題や予習で時間を割かれるようになった印象です。また内容的には、Module1は授業の内容として語彙や文法、プレゼンテーションの構成や作法についてのおさらい、という位置付けだったのですが、Module2はそれを前提として、よりアカデミックな内容となっています。

Module2の特徴について
リーディング&ライティング
Module 2では、Module1よりもライティングが重要視されており、「いかに良いエッセイをかけるようになるか」に主眼が置かれているようです。というのもModule2におけるリーディング&ライティング評価の7割は、エッセイによって決まるためです。メインの評価対象となるエッセイは3つあり、それぞれ「Comparison-Contrast Essay(CCE)」(評価の15%)、「Evaluation Essay(EE)」(評価の15%)、そして最も配点が高い「Argumentative Essay(AE)」(評価の40%)です。CCEとEEは約2ページに対し、AEは8ページのエッセイ執筆が求められます(ただし12ポイント、1.5スペース)。
 
リスニング&スピーキング
一方のリスニング&スピーキングでは、ディスカッション、プレゼンテーション、そしてTEDTalkの聞き取り、の3つが主な内容で、Module1と大きくは変わっていません。しかし、ディスカッションの内容が環境問題、生命倫理、フェミニズム…とより専門的になり、またプレゼンテーションのテーマも「平和と環境」、「平和と文化」などと、国連平和大学での講義を意識したものとなっています。また、ディスカッションの際にはよりアカデミックな議論の方法について、プレゼンテーションの際には内容だけでなく、その構成や報告の仕方についてもより詳細に学びます。