TOEFL iBTを自宅で、5,000円で受験 本番前の準備にぴったりのTOEFL模試「TOEFL Practice Online」
今回はTOEFL iBTのオンライン模試「TOEFL Practice Online」を利用してみてのレビューです。来年から就職活動を始めるにあたり、TOEFLやIELTSの準備も少しずつ始めようと思い、試しに利用してみました。
TOEFL Practice Online
海外留学をする際、また国連やJICAをはじめとする国際機関に応募する際の必須アイテムがTOEFLやIELTSといった英語能力試験のスコアです。TOEFLもIELTSもどちらも一回の受験料が2万円を超えるので、なかなか受験するのには勇気が要ります。
本番前に本番に近い形で模試みたいなものが受験できたら…と思い、ネットで調べていたらTOEFLを運営するETSが出しているTOEFLのオンライン模試「TOEFL Practice Online(以下、TPO)」を発見。
自宅のPCで、本番に近い形でTOEFL iBTが受けられる!しかも約5,000円!
TPOの良いところを挙げると、以下の3つです。
1)自宅のPCで受験可能。しかも本番のTOEFL iBTと同じ形式。
2)受験後、30分以内にトータルスコアが算出される。
3)受験料は約46USD(約5,000円)。本番の約4分の1。
使い方
使い方についてですが、まずTPOのウェブサイトに行き、アカウントを作成します。作成後、右上のオレンジのところからログイン。
ログイン後に受験したい模試(〜30までナンバリングされています)を選び、クレジットカード等で購入。購入後、下記の画面が出てきますので、ブラウザーをダウンロード(Macbook Airの場合、ダブルクリックでもダウンロードが始まらず、マウスカーソルをボタンに合わせて「新しいタブで開く」を選ぶとダウンロードできました)。
ダウンロード完了後、デスクトップにアイコンが現れますのでクリックするとTOEFL iBT本番の画面となり、模試がスタートします。
TPOの便利な機能
本番に近い模試、とはいっても本番と全く同じというわけではなく色々と便利な機能がついています。
例えば、ポーズ機能があり、好きな時に中断して、好きな時に再開できます。
またスピーキングについては、採点前に自分の声を聞きなおすことができ、加えて確定前であれば納得いくまで何度も回答(録音)することができます。
本番は一発勝負なのでこれらの機能は模試のみでしか使えませんが、とても便利です。
TPOのデメリット
TPOのデメリットはあまりないと感じていますが、強いて挙げるなら以下の3つです。
1)オンライン模試の問題は全て過去問から構成されている
2)またスピーキング&ライティングの採点は全て機械での採点のため、本試験の点数と誤差が出る可能性あり
3)スコアが出た後に問題の見直しができるが、音声のスクリプトはなし
これからTOEFL iBTの準備を始めようという方の参考になれば幸いです。
なお、日本のETS事務局も同様のサービスを提供しているようで、こちらは4,100円、そしてなぜか過去問がVol.40まで(ETSのサイトではVol.30まで)提供されている模様。今度はこちらを試してみようと思います。