2019年より国連JPOの選考試験日程が変更へ 応募受付は2月〜3月上旬まで
今回は、先日外務省国際機関人事センターより発表されたニュースについてご紹介します。2019年より、国連JPO(Junior Professional Officer)の選考試験日程が変更となるとのことです。
国連JPO(Junior Professional Officer)
国際協力に関心のある方なら一度は耳にしたことがある国連JPO。簡単に言えば外務省のサポートの元日本の若者(〜35歳)を国連職員として各国連機関に派遣する制度です。年一回選考試験が実施され、数十名の方が国連職員として各機関に派遣されています。
2018年までの日程
今年までの選考試験の日程は、毎年下記のようなスケジュールでした。
・募集要項公表:3月中旬
・応募受付:4月〜5月上旬
・二次試験(筆記試験+面接試験):6月下旬〜7月下旬(開催地による)
・(国連機関による選考に合格した場合)翌年の3月末までに派遣
ところが、外務省国際機関人事センターより公表された内容によると、
2019年の日程(予定)
・募集要項公表:1月
・応募受付:2月〜3月上旬
・二次試験(筆記試験+面接試験):6月末
・(国連機関による選考に合格した場合)12月末までに派遣
となり、約2ヶ月前倒しとなりました。
修士号について
国連JPOに応募する際、修士号の取得は必須です。今年までであれば、修士号の学位取得は9月末までで良かったのですが、2020年より7月末までの学位取得が必要となりました(2019年の受験については、今年同様9月末までの取得で良いとのこと)。
APS生としてJPOを受ける場合
APSプログラムに参加してJPOを受験する場合、基本的にAPSプログラムの修了後でしか国連JPOの受験はできません。例えばAPS12であれば、卒業が2019年12月の予定なので、2020年以降の受験となります。というのも、国連平和大学自体は約10ヶ月のプログラムなのですが、APSではアテネオ大学のプログラムも全て終わらないとどちらの学位も授与しない、という規定となっているためです。
これからAPSを受験される方は、ぜひ念頭に置いて準備を進めてください。