全額支給奨学金 海外大学院留学プログラム Asian Peacebuilders Scholarship (APS)

元「国連平和大学 Asian Peacebuilders Schalrship (APS)」にいた学生のブログです。「日本一APSに詳しいブログ」を目指して、APS、海外大学院留学、フィリピン、コスタリカ生活など色々書き綴ってます。

国連平和大学(University for Peace) in コスタリカ:授業レビュー その1(ファンデーションコース)

国連平和大学(UPeace)での生活がスタートして間も無く、早速最初の授業である「UPEACE Foundation Course」が始まりました。

UPEACE Foundation Course

UPeace最初の授業は「UPEACE Foundaiton Course」です。こちらは全学生必修の授業となっていて、これからUPeaceで何を学ぶのか、どう学べば良いのかについて手ほどきを受けます。午前8時45分〜11時45分の3時間1コマとなっており、これが3週間毎日続きます。一見楽そうに見えるのですが、事前に課せられるリーディングの量はアテネオ大学での授業以上のため、午後以降はリーディングに時間を費やすことになります。

 

UPEACE Foundation Course:レクチャーについて

この授業は2部構成となっており、最初に担当教員によるレクチャーが75分、20分の休憩を挟んでセミナーが85分計180分(3時間)で構成されています。最初のレクチャーでは150名弱の全学生が大教室に集まって授業を受け、セミナーでは予め割り振られた教室にそれぞれ向かい様々なアクティビティを実践します。

最初のレクチャーでは平和構築学の基礎的な部分(紛争の原因分析法、平和構築の理論、実践例など)を参考文献に基づいてレビューしたり、単にアテネオ大学で学んだ国際政治学だけでなく、UPeaceで開設されている各コース(ジェンダー、平和教育、国際法、環境…)に基づいて多角的なアプローチで平和構築を捉えていきます。

 

UPEACE Foundation Course:セミナーについて

休憩を挟んだ後は、20〜30名程度のグループに分かれて各教室でセミナーに参加します。ここでは、各グループの担当教員はいますが、「ファシリテーター」としての役割を期待されており、レクチャーをすることはありません。時にはプレゼンテーションをしたり、またある時はロールプレイをしたりと、毎日体を動かしたアクティビティが課されます。

 

出身国やバックグラウンドが違う分、毎日新しい発見に出会います。色々な違いに戸惑うこともありますが、これがUPeaceの醍醐味でもあり、毎日刺激的です。