全額支給奨学金 海外大学院留学プログラム Asian Peacebuilders Scholarship (APS)

元「国連平和大学 Asian Peacebuilders Schalrship (APS)」にいた学生のブログです。「日本一APSに詳しいブログ」を目指して、APS、海外大学院留学、フィリピン、コスタリカ生活など色々書き綴ってます。

“軍隊の無い”コスタリカで平和を学ぶ 国連平和大学(University for Peace) in コスタリカ

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アテネオでの半年も無事に終わり、ついに8月下旬、コスタリカ・国連平和大学での生活がスタートしました!

 

 国連平和大学(University for Peace)とは?

APSプログラムの目玉となっているのが、この国連平和大学(以下UPeace)での留学です。UPeaceの特徴としては、国連が設立した大学ということ、そして世界数十カ国から学生が集まっているということです。ただし、国連が設立した大学はUPeaceだけでなく、日本にも国連大学(東京・青山)が設立されています。これはコスタリカと日本の両国どちらも軍隊を持たない国だから、との理由からだそうです(ただし、コスタリカでは有事の際には軍隊を組織することができます)。

UPeaceのコースについて

Upeaceはいわゆる大学院大学であり、学部は設置されていません。修士課程と博士課程が開設されており、APS生は下記の修士課程のいずれかのコースを選択します。

-Gender and Peace Building

-International Peace Studies

-International Peace Studies with specialization in Media, Peace and Conflict Studies

-Peace Education

-Environment, Development and Peace

-Responsible Management and Sustainable Economic Development

-International Law and Human Rights

-International Law and the Settlement of Disputes

平和学だけでなく、ジェンダー、メディア、平和教育、人権、環境…など、多くのコースが設けられているのがUPeaceの特徴です。

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入学式に配られたファイルとノート。「Your journey begins here.」の言葉が印象的。
 
2018年の入学生
2018年は57ヶ国から修士課程(143名)・博士課程(11名)の計154名が入学しました。出身国については、大半が共同プログラムの関係でアメリカ出身の学生が占め、アジア勢はAPSプログラムのため日本人が一番多く、その次がインド出身の学生のようです。
 

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山の中にあるキャンパスは本当に自然が豊か。教室を出れば一面緑です。
山の中にある小さなキャンパスが世界の縮図のようになっているこの国連平和大学で、どんな学生生活が始まるのか。怖さ半分、楽しさ半分で無事入学式を終えました。