全額支給奨学金 海外大学院留学プログラム Asian Peacebuilders Scholarship (APS)

元「国連平和大学 Asian Peacebuilders Schalrship (APS)」にいた学生のブログです。「日本一APSに詳しいブログ」を目指して、APS、海外大学院留学、フィリピン、コスタリカ生活など色々書き綴ってます。

APS Advanced@アテネオ大学 in フィリピン:Research Method(研究方法論) 研究計画書

前回(APS Advanced: Research Method(研究方法論))研究方法論(Research Method)の授業の様子についてご紹介しましたが、今回は課題として出された、研究計画書(Research Proposal)についてです。

Research Proposal(RP)について

7月下旬に入り、学期も終わりに差し掛かった頃、ついにRPの執筆課題が出されました。元々、英語の授業で修士論文レベルの論文の第一章を執筆するトレーニングが課されていましたので、突然、というよりはついに、という感覚だったのですが、その文量に驚きました。RPで求められた内容は下記の通りです。

RPの内容について

Title Page(1ページ)

Table of Contents(1ページ)

Introduction(1.5~2ページ)

Definition(1ページ)

Research Question/Problem Statement(1ページ)

Purpose and Significance(1ページ)

Scope and Limitation(1ページ)

Method and Methodology(3~4ページ)

Theoretical or Conceptual Framework(2~3ページ)

Review of Related Literature(5~6ページ)

References(2~3ページ)

RPの分量について
上記の感じだと、表紙と目次、そして参考文献リストのページを除けば16ページほどとなり、それほど大変には見えないのですが、形式がTimes New Romanの11ポイントシングルスペースでした。これはA41ページ当たり800語程度となり、単純計算で800語X16ページ=12,600字となります(ただし実際には、研究で用いる質問票を含めたり、図を使って解説したり、量的研究の場合には数値、数式を含めるため、1万字を下回ることになります)。
 
いくら授業が休講になるとは言え、約3週間で1万字以上の執筆はかなりの量です。 
RPの配点について

RPはコース全体の成績の30%を占めています。そしてもう30%は、RP提出後に実施される教員との一対一による口頭試問(Defense)に充てられています(残りの40%は授業への参加)口頭試問では15分の報告の後、15分の質疑応答が予定され、こちらもかなり本格的なものとなっています。