全額支給奨学金 海外大学院留学プログラム Asian Peacebuilders Scholarship (APS)

元「国連平和大学 Asian Peacebuilders Schalrship (APS)」にいた学生のブログです。「日本一APSに詳しいブログ」を目指して、APS、海外大学院留学、フィリピン、コスタリカ生活など色々書き綴ってます。

APS Advanced@アテネオ大学 in フィリピン:English Training(1)スピーキング

今回はAdvanced English Trainingの内、Speakingの授業(Professional Oral Presentation Skills、以下POPS)についてご紹介します。

POPSについて

IntermediateではAPS生全員が一緒に授業を受けていましたが、Advancedからは人数が30名弱となったこともあり、2クラスに編成しての実施となりました。そのため、当然担当する講師の先生も2名となり、授業の進め方も若干異なっています

POPSの目的について
このPOSではリスニングの能力向上は対象とされておらず、最終目標は講義題目の通り、「専門的なプレゼンテーション」を聴講者に対して効果的にできるようになる、と設定されています。Intermediateよりも一段階レベルが挙げられており、プレゼンテーションの内容だけでなく、口調や立ち振る舞いなど、細かい点までプレゼンターとして向上することが求められているようです。
POPSの内容について
前述の通り、POPSは講師の先生によって若干異なるのですが、私のクラスでは、主に前半はVisual Aid(Powerpoint、Keynote等)を使わないスピーチがメインでした。 即興でのスピーチではなく、予めテーマを与えられ、また配布されたフォーマットにスピーチのテーマやキーポイント、構成についてまとめ、それに沿ってスピーチができているかどうかについてチェックされます。
POPSの授業形式について

POPSでは、とにかく、きちんと聴講者に自分の言いたいことがきちんと伝えられているかについて厳しくチェックされます。きちんと決められた時間内(2〜5分間)で伝えられるよう与えられたテーマが絞り込まれているか、効果的に伝えられるよう構成(Introduction〜Conclusion)が練られているか、ロジックは成立しているか…などなど、Intermediateの時では指摘されなかった点についてもPOPSでは指導が入ります。

また、自分のスピーチを誰に対して行うか、という聴講者の設定もPOPSから導入されており、相手が生徒なのであればもっと〜に、相手がその分野の専門家であればもっと〜に、とより実践的な視点が取り入れられています。

Visual Aidを使わない、というとてもオーソドックスなトレーニングなのですが、シンプルな分、わかりやすく伝えないと伝わらない、という点ではこちらの方が随分と鍛えられている気がしています。