全額支給奨学金 海外大学院留学プログラム Asian Peacebuilders Scholarship (APS)

元「国連平和大学 Asian Peacebuilders Schalrship (APS)」にいた学生のブログです。「日本一APSに詳しいブログ」を目指して、APS、海外大学院留学、フィリピン、コスタリカ生活など色々書き綴ってます。

APS Intermediate English Training@アテネオ大学 in フィリピン(8)Module 1の感想 その1

今回はIntermediateコースのModule 1についての所感です。

Intermediate English Training-Module 1を終えて

APSプログラムの特徴でもあるのが、「Intermediate」「Advanced」と呼ばれる英語の集中訓練コースです。ただ、イギリスの大学院では、「条件付き合格」をもらった学生(専ら英語が第二言語である留学生)を対象に、入学準備コースとして同じような内容のコースが提供されているようです(なお、アメリカの大学院にはこういったコースは一般的には設けられていないようです)。

ただし、一般の奨学金が正規課程のみをカバーするのに対し、APSではこの英語の事前訓練コース(Intermediate&Advanced)もプログラムの一部として見なされていますので、こちらに関する授業料も一切かかりません。これはかなりの強みだと思います。

3月いっぱいでIntermediateを構成する2つのModuleのうち、Module 1がまずは修了しましたので、今回はその感想です。大きく学習内容学習環境の2つに分け、今回は学習内容について振り返ります。

学習内容について
リーディング&ライティング
Module 1の学習内容は、本当に基礎からのスタートでした。リーディング&ライティングの授業では、英文エッセイの読み方の復習 (スキミング&スキャニングなど)に始まり、エッセイの書き方の復習(パラグラフの構成など)、またエッセイを書く上で良くしがちなミスのおさらい…など、本当にベーシックな内容にかなりの時間を費やしました。
 
特にライティングでは、授業中毎時間手書きでエッセイを作成する時間が設けられており、即興で英文を構成する能力はこの一月で上がったのではないかと感じます。
 
既にそれらをマスターしているAPS生にとっては退屈な時間だったかもしれませんが、個人的には、ここまでしっかり時間をかけて復習できるとは思っていなかったので、とても満足しています。
 
リスニング&スピーキング
一方のリスニング&スピーキングでも同様です。講師の先生が発音を細かくチェックしてくれ(三単現や複数形の「s」が落ちていないか、日本人に特有の「L」と「R」、「th」の発音など)、またプレゼンテーション、スピーチの仕方等についてもしっかりとフィードバックしてくれます。
 
またこちらについても、即興で自分の意見を構成して話す、というトレーニングがありますので、英語の「瞬発力」はかなり鍛えられた気がしています。
 
次回は引き続き、Module 1の学習環境についてです。