Criminal Record&Birth Certificateの準備 その4
前回(Criminal Record&Birth Certificateの準備について その3)に引き続き、今回も国連平和大学へ送る書類に関してですが、今回はBirth Certificate(戸籍謄本)の手続きについてです。
Birth Certificate取得手続きについて
前回までにご紹介したCriminal Recordとは異なり、Birth Certificate(戸籍謄本)は日本で用意しなくてはいけません(以前の記事でも触れましたが、日本人APS生は4月以降に書類を準備する必要があります)。従ってIntermediateからのスタートの場合は、日本で家族等にお願いして取得する必要があります。
「Birth Certificate」として書類をコスタリカでも有効なものにするためには、「アポスティーユ」という手続きと戸籍謄本の英訳文が必要になります。
ステップ1):アポスティーユ
アポスティーユとは、日本で受け取った公文書に、外務省が公文書であることを証明する手続きのことです。従ってこの手続きは外務省に依頼する他ありません。申請の流れについては、外務省のホームページに詳細が書かれています。私個人は運よく外務省の本省(霞ヶ関)にてアポスティーユを済ませてもらいました。
本省を訪ねると入り口で警備の方(警察官の方?)から要件を尋ねられますので、「アポスティーユです」と伝え免許証等の身分証明書を見せれば入省できます。その際に窓口への行き方についても教えてもらえます。
窓口に到着すると必要書類(アポスティーユ申請書は窓口にも置いてあります)を提出するのみです。費用もかかりません。翌朝9時から受け取り可能です。
ステップ2):戸籍謄本英訳
Birth Certificateとして提出するには、アポスティーユだけでなく、戸籍謄本の英訳も必要となります。日本で用意しようとすると公証役場に行かねばならず、費用もかなりかかります(ネットでの情報によると、11,500円とのこと)。
一方、フィリピンでも英訳を作成することもでき、マカティにある日本大使館に行く手間を惜しまなければ、かなり安価(550ペソ)で戸籍謄本の英訳を依頼することができます。ただし、大使館に英訳依頼をする際、提出した戸籍謄本は返却されないため、日本で戸籍謄本をもう一部用意しておく必要があります。1通はアポスティーユ用、もう1通は英訳用として準備することになります。