APSコース開始まで(4)APS健康診断について
前回(APSコース開始まで(3)ビザ取得@フィリピンについて)に引き続き、今回はAPSでの健康診断についてご紹介します。
APSでの健康診断について
APSでは、尿検査、便検査、血液検査、胸部レントゲンの4項目が実施されます。
尿検査・便検査
フィリピン到着後、アテネオ大学構内のAPS事務局に向かい、必要書類を提出します(ほとんどの日本人APS生はフィリピン到着後の翌日が多いようです)。書類と引き換えに、検尿と検便のためのプラスチック容器を渡されます(できるだけ早い提出が求められているようで、最終提出期限は3月1日となっていました)。採取の日は、起床後朝食は取らずにそちらに用意をして、採取から1時間以内に大学構内にあるHelth Devと呼ばれる施設に提出します。
余談ですが、容器を裸のまま渡され、特に容器を包む袋などはもらえないので、予め袋等を用意しておくことをお勧めします(私は半透明のジップロックを使いました)。
また「1時間以内に提出」とのことでしたが間に合わず、2時間程度経ってから提出しましたが、特に後から何も指摘はありませんでした。
血液検査
Health Devで各検体を提出した後、そのままその場で血液検査となります。採血(腕まくり)しやすい格好でHealth Devを訪ねられることをお勧めします。
レントゲン検査
無事に検体の提出と採血が済んだらそのまま建物の外に置かれているレントゲン車に案内され、胸部のレントゲン撮影をします。こちらではシャツ一枚で撮影しますので、腕まくりしやすい格好に加え、脱ぎやすい格好でHelth Devを訪ねられることをお勧めします。
健康診断の後は
無事に健康診断が全て終わった後は、翌日の午後、結果を取りに再びHealth Devを訪ねるよう言われます。そこで検尿・検便・血液検査の結果、そして胸部のレントゲン写真を全て渡されますので、それらを全て持って再度APS事務局を訪ね提出します。
そこでAPS事務局に健康状態を確認され、特に何も異常がなければ後日移民局にそのまま提出となります。
その他
本来であればこれらの検査は有料ですが、APS生は奨学金で全てカバーされます。
また提出期限に間に合わなかった場合は、後日自分で移民局に行かなければならなくなるため、特段の事情がない限り、必ず期限に間に合うよう提出してください。
次回は、APSの3月のスケジュールについてご紹介します。