APS Intermediate English Training@アテネオ大学 in フィリピン(3)Note-Taking
今回はIntermediateのリスニング・スピーキングの授業で扱われた「Note-Taking」についてご紹介します。
5つのNote-Taking Methodsについて
大学院の授業を受けるにあたって重要なスキルの1つに「Note-Taking」、文字通り講義中のノートの取り方が挙げられます。先日のリスニング・スピーキングの授業でこのNote-Takingについてレクチャーがありましたので、今回はこちらをご紹介します。
授業の中では、代表的なNote-Taking Methodとして、1) Outline Method、2) Word Maps、3) The Cornell Method、4) Key Word Method、5) Paragraph Methodの5つの方法が紹介されました。
1) Outline Method
Outline Methodでは、文字通りリスニング(講義)の内容を、エッセイのアウトラインを作るように構造化してノートを取るやり方です。Introductionから始まり、A, Bといったアルファベットや1., 2.といった数字で段落を作り、内容をロジカルにまとめます。
2) Word Maps
Word Mapsでは、キーワードを書き出し、円で囲みながら関連するキーワードを線で結んでいき、リスニングの内容を視覚化します。
3) The Cornell Method
このThe Cornell Methodが一番学生に使われる方法だそうです。ノートを取る際、1:2に分かれるよう縦に線を引き、左側の狭い欄にメインポイントを、右側の広い欄にその詳細を書き留めていきます。
4) Key Word Method
Key Word Method は、文字通りリスニングの内容に関するキーワードを書き留めていきます。キーワードだけを書き留めるだけなので、それぞれのキーワードの繋がり等は記憶しておかなければなりません。
5) Paragraph Method
このParagraph Methodでは、リスニングの内容をひたすらエッセイのように書き連ねていきます。正確性は他の方法よりも高くなりますが、かなりの速記力が求められる方法なのであまり勧められませんでした。
TOEFLのリスニング等にも応用できるので、関心のある方はぜひ上記に挙げた方法の中でご自分にあったものを見つけてみてください。